この記事は2013年に投稿されました。現在では情報が古くなっているなどしていますので、ご注意ください。



南海トラフ地震 豊橋市 浜松市
転載画像


※ブログ主は愛知県豊橋市に住んでます。※


南海トラフは、静岡県の駿河湾あたりから、九州地方の東側沖にかけて南西に伸びているトラフ。
とりわけ東海地方の沖にて巨大地震が発生する可能性が高く、仮に起きるものならば我が豊橋においても甚大な被害に遭うと考えられる。
なお、個人的にそれを反駁したい気持ちもあり、後述するので参照されたし。

地震被害は、時間などにも大きく変化される。
例えば寝ている人の多い夜中に大地震が発生した場合、とんでもない人数が犠牲になるだろう。
被害の規模は一概には言い切れないものがあると言えど、愛知県内の他地域に比べれば、少なくとも渥美半島の豊橋市・田原市は巨大規模の被害を出すことになる。

一方で我が故郷・埼玉は、関東の中でもかなり安全で、東日本大震災においては犠牲者を一人足りとも出すことなく済んだわけだが、埼玉が非常に羨ましく思う。
関東では群馬栃木の方が安全に見えるが、実はグントチからは死人が出た。
地震災害に対する埼玉の優秀さを改めて実感できる。
なお埼玉は、過密地域(人口密度9000人/km2以上の市や区)において標高が低いらしく、地盤も弱いと言われてる(場所によっては舞浜・新浦安に匹敵するほどの弱さ)ので、一概に安全とは言い切れないかも。
実際に久喜市(栗橋)や加須市(北川辺あたり)で液状化しちゃったし。
前代未聞の大地震がくれば埼玉も危険な可能性は僅かにあり。(その前に千葉が壊滅しそう)

ちなみに震災における液状化現象は、関東では千葉埋立地茨城の北浦埼玉千葉茨城の利根川が通る場所に多く起きた。
埼玉だと利根川以外は荒川の付近が危険かも。
確かに西区(さいたま市)の人口密度が岩槻区くらい低いのは、荒川わきの地盤の弱さが原因で不動産屋も勧めたがらないからなのだろう。
久喜栗橋や加須北川辺も利根川のそばだし。

久喜市 南栗橋 浦安 利根川 液状化 地図
引用画像です。


一方豊橋は沿岸部の都市であり、「愛知の壁」ともいえる渥美半島に属する。
この壁によって名古屋・尾張の安全が保障されてるのだ。
南海トラフという地震発生地帯がすぐ南の沖にある以上は、地震発生やそれに伴う津波も防ぎようがなく、個々の地震への意識と対策が必要となるだろう。
豊橋の我が家も20m超の津波が来れば、最悪家屋全壊、少なくとも浸水は免れないと思います。

だからみんな、埼玉へ引っ越そうぜ。

豊橋市 浜岡原発 震災

仮にこんな巨大地震が起きるものならば、豊橋や浜松は震災報道の中心となるだろう。
静岡県御前崎市には浜岡原発がある以上、第2の福島と化すことになる可能性も十分ある。


「反駁したい気持ち」について 
原発問題は不安だけど、津波に関しては、なんと豊橋の南の沿岸部には、田原・湖西の市境まで高く隆起した地形が広がっていて、高いところで標高80mほどに及ぶ。
という情報をGoogle Earthにて発見済み。
現地は砂浜に崖がそびえているような見た目で、頼もしい印象。
これが防波堤や高台の役割を果たす可能性があるかもね。。。

これが豊橋の防災にとって浜松・湖西等に優る点だ。
更に豊橋の市街地(住宅密集地は梅田川以北から)が海より隔てた距離は諸都市と比べ遠い。
防波堤たる地形のみならず、この農業都市の広大な農地が南部を占めている以上、豊橋の人口比の犠牲者数は、沿岸諸都市より格段に減ると見られる。
三河湾・豊橋湾地域(液状化問題なら明海町)が最も警戒されるべきかと思う。




追記:2013年8月3日 
豊橋、揺れましたね。関東で震災を味わったので地震慣れしていたつもりでしたが、改めて地震が来ると恐ろしいものです。
揺れが治まってからも、10分ほど手が震えていました。
大地震がついに現実味を帯びてきました。
この記事へのアクセスが、今朝の地震以降増加中です。
自分も、揺れた時は「東海大地震か!」と、恐怖を覚え・・・



追記:2014年11月23日
長野県北部震源の震度6弱地震に伴う見解の記事を書きました。
豊橋としては久々にまともな揺れを観測したことになります。
火急の事態でした。http://lesbophilia.blogspot.jp/2014/11/blog-post_23.html

ちなみに、東北地方太平洋沖地震によって埼玉県内に住んでいた当時の部屋が荒れた状態となった写真が2014年8月21日に載っています。http://masashi.doorblog.jp/archives/39762078.html



追記:2017年6月25日
本日7時2分に長野県王滝村・木曽町で震度5強を観測する地震が発生し、7時3分には当地で震度2程度の揺れを、一瞬感じた。
王滝村・木曽町という岐阜長野県境地域は御嶽山のそばであり、熊本地震と阿蘇山の関係も不明瞭にせよ、こうも大きめの内陸地震が噴火レベルの高い活火山のそばで発生すると不気味に思う。
東北地方太平洋沖地震の直後に起きた静岡県富士宮市の震度6強を連想する。
以下に、私が毎日取っている日記メモから、関連する記述を引用する。
 7時3分ころ、ふいに揺れを感じたので「あっ、揺れた」と呟いた。tenki.jpの地震リスト(earthquakeページ)は、一見して当地・愛知県っぽく見える関西(淡路島が知多半島で大阪が渥美半島)の画像が写っていたが、これは本日2時5分らしい。もし今の揺れが、雨風ではなく地震に因るならば、数分後に反映されると思い、トイレに入ってリロードすると、tenki.jpのアクセス不具合を確認した。ただごとではないが、数十秒後にケロッとアクセスできた。画面に「地域未詳・震度5強」が現れた。画像は岐阜・愛知県境を中心とした東海地方である。7時2分の観測データらしい。よく見ると、震源地は長野県南部(南信地域)であり、M5.7で「深さ:ごく浅い(10kmよりも浅い)」浅発地震にもかかわらず、広島から千葉までの広域で震度1を観測したらしい。飛んだ能登半島の北部に震度4の地点もある。

当記事・前回の追記以後、我が家で地震に因る揺れを感じた経験はごく少ないか無であり、2016年4月に始まる一連の熊本地震の前震・本震・余震で揺れた感覚が無かった。
2015年ころ、向山地域で局地的な震度2の地震があったとき、我が家は揺れたろうか?

瞑想イン日常のうた「家が揺れると 心も揺れる♡ 月が動いて 心が動く♡ 静めよ心 さらば鎮まる 天(あめ)の下また 上も安らか」



追記:2018年6月18日
本日および、2018年4月14日には、豊橋市の梅田川以北の住宅地に住む私の体感でも震度1・2と感じられる揺れがあった。
本日以前の6月中や、4月14日以前の4月中には、東西日本の各地で奇妙な地震が発生していた経緯がある。
6月中では、6月17日に群馬県南部震源で震度5弱、6月12日に大隈半島東方沖震源の宮崎市で震度4の直後に千葉県東方沖で震度3(太平洋プレートのスロースリップ云々で発生が予告されていた特異な例)といった状態である。
更に、2018年4月14日の日記メモにおいて私は綴る。
4月8日の就寝時に「明日もし巨大地震が当地・豊橋を襲ったら」というような独り言を、一言発しており、翌日9日に島根県で震度5強の地震が起き、本日早朝にも北海道で震度5弱の地震が起きたので警戒していた。 (2018年4月14日日記メモより)

震源地として稀なものが多いか、イレギュラーな現象を伴うか、という状態の後、なぜか当地・豊橋が揺れる地震が起こる。
大概、気象庁の公式の見解でも、それぞれの地震に科学的な関連性を認めない見解が出される。
一応、豊橋とその周辺に住む人は、日本のどこかで奇妙な地震が起こった場合に、この地域での有感地震を警戒した方がよい。
なお、南海トラフ地震に関して私は、直ちに関連性を見出さない。



追記: 2021年10月12日

2013年5月の「埼玉浦野宮」記事でも示唆したように、埼玉県南東部は、今の陸地である部分に、かつて入り江があったり、「見沼」があったりと、地盤があまり強くない範囲が多い。
大宮台地はまだしも、それ以外のさいたま市や川口市は基本的に低地が多く、東京23区の「山の手エリア」よりも怪しまれている。
2021年10月7日の千葉県北西部を震源とする地震で、それが川口市や足立区(本文にも記したような利根川流域の宮代町も)の震度5強観測ということで、再確認される。

さて、「豊橋野夜行」と称するコンテンツ群で、2021年6月10日の私の外出が紹介され、豊橋市の太平洋遠州灘沿岸(表浜海岸)が豊橋平野とは高い土地で隔てられていることが示された。
海岸に延々と続く切り立った崖はもちろん、途中の山道、坂道も私の足によって踏まれていることも分かる内容である。
以下は動画コンテンツ2つであり、後編で主にその内容が見られる。