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論説動画→http://www.youtube.com/watch?v=JHlNerC408g

例えば野良猫に餌やりをする人がいる。
概ね餌を与える者は満たされない欲求から行う場合も多いが、反面友達が多い若年層ばっかな気もするし、きっと猫へ餌を与えたい気持ちは老若男女問わないだろうね。
猫はかわいい。野良猫は雑菌まみれだが、彼らは大胆不敵にも撫でる。
猫は見てるだけでも気持ちが満たされるが、触れられれば更に上の快楽へ昇華されるだろう。
猫に餌を与えることは猫自体の空腹を満たすにとどまらず、与える側はその行為で猫助けした気分になったり、猫の姿で癒されたりと気持ちが満たされるのだ。

当然、猫をはじめ鳩など都市部の野生動物への餌やりは無秩序な繁殖を招き、それに伴う糞害・声の騒音に生態系の乱れをも引き起こす・・・

それらのことから野生動物への餌やり禁止条例を敷く自治体もある。
公園などに自主規制を呼びかける張り紙や看板もあるでしょ。
上記の餌やりをする人は単に無邪気か無教養な層ということ。 
私は餌やりはしないと意志を固くしているが、餌やりの是非を法的・生物学的に論じることはさておき、主題に戻しておこう。


このように何らかの快楽を与え合うというのは、私の人生でほぼ存在しないといえる。
学校生活などでもそういうことは多かったけど、例の如く長々と回想するのもねぇ・・・

猫の件で分かるとおり、存在そのものが愛らしいなどで見てる側が気分を良くする。
その最たるものが美女・アイドルなどで、貢ぎたくなる男性がいる。
もちろん、貢がれたい女性達もいる。
逆にホストなどに貢ぐ女性もいるが。
風俗嬢なども顧客たる男性に性的快楽を与えて、男性も逆に報酬を与える。
そう、等価交換だね。無形の価値(快楽・感情・至福の時間)と有形の価値(餌・金銭)で釣り合い、対価と成す。
「無形の価値=美女と過ごす時間」が欲しいから、「有形の価値=お金」を与えてその時間を得る男性がいて、成り立つ業界があることは諸君も嫌というほど承知しているはずだ。
私はそんな愚鈍なことに貴重な財産を捻出したいという気など毛頭ないがね。

そして、無形と有形の等価交換を引き合いに出したが、無形と無形で釣り合いを持たせることはより難しくなる。
簡単に言えば両思いの人同士で過ごす時間は、きっと幸せだろう。
これには食事等で金が絡む場合もあるが、ほぼ無形の与え合いとなる。 


与え、受ける者たち。現在の私に当てはめてみる。
私の親はいわゆる保護責任者であるし、親としては何も与えなければ飢え死ぬ子に何も与えないわけにもいかないため、私に食料を与える。
そうして図太く生き永らえている私。

この場合は与えられなければ死ぬ私と、私が死ねば不幸になる親の関係があり、ある面で逆だが基本が一緒か。(不幸になるというのは世間体と公安の圧力で)
互いに大きな負を引き起こさない為に、利害の一致の元に共生する者たちもいるんだね。
親は老後楽になりたくて子供を作るが、途中の教育も責任を感じて徹底しないと今の私たちのような困窮状態に陥る
子供にも親にも、これは負担が大きいしお先真っ暗でいいことなし。
互いに性質の異なる精神的不安を抱えて生きていかねばならない。
一致するのは「このままの生活が続いていいのか、いつまで続くのか」という晴れない闇だ。


猫の件だけど、雑菌まみれの野良猫はよくて、道端のホームレスには撫でるどころか食料を与えないものかね。
やはり見ていても幸福感を享受できない容貌ゆえにか・・・


以前、近所の公園でどうのっていう絵も、猫の件にまつわる私論が発端でして。
el gato volador

エルガトーボラドー!! JAJAJA!
案外、汎用性があるではありませんことー?