痴呆

2015年3月20日過ぎに、謎の郵便物が届いていたが、その詳細を知ったのは3月28日深夜のことだった。
葬式屋のパンフレットらしく、母親自身の資料請求により届けられたものだ。
まさか、施設に預けられて久しい今、「ばあさんが亡くなったのか」とも思ったが、母が私に直接話さないとしても、弟の会話にも聞こえたことはない。
また、施設関連の郵便物からもばあさんの死の可能性は読み取れない。

故に「このご時世であるから、近所に新しい葬儀場でも出来たことに際して、今後を見据えてこの資料請求を行ったのではないか」と見た。
くだんの葬式屋について調べると、Facebookに「2月7日オープン」とある。
立地場所は、ローソン不足の豊橋にあって貴重な一つが2014年まで存在したことはストリートビューより確認できるが、まさにコンビニ潰れてコンビニ規模の斎場生まれると。

同ローソンを眺めるに、20年以上の年季が入った店舗と判ずる。
ローソンといえば2011年4月18日に豊橋へ来た日、前の家の最寄店で最後の買い物をしたことと思う。
こちらに来たときはポイントカードの有効期限の関係で悩んだが、今より体力が残っていたのだから、遠くとも同ローソンへ足を運べばよかったと思う。
コンビニ業界も斜陽気味かもしれないが、それを差し置いても、死人続出の高齢化社会なら葬儀業界がこれから一層栄えることは想像に難くない。
※勝手なことを書いてしまったが、当該店舗より南西の近場の農地が、2015年1月にローソン新店舗に生まれ変わっていた。



前置きも早々に、表題の件について綴ってゆく。
かねがね、当の祖母をはじめとして認知症は女性がかかり、男性ならアルツハイマー症候群になりやすい傾向があると、経験からの勘が語っている。
ただ、認知症≒女性というそれは、私の知ってる例は元より、偏見もかかっている。
それは除いても、認知症の老年女性は若い頃まともでなかった印象がまたまた偏見気味に備わってしまっている。

あの祖母は母親も主張するよう、親戚や知り合いに金をせびって贅沢な食事など遊び呆けていた若い時代を送っていたという。
過去記事で取り上げた2014年4月3日23時41分の母親のメールには「生い立ちや体の不自由を笠に、親戚に金の無心をして毎日4000円~5000円の贅沢な食事や高い化粧品を買い漁り、借りた金も返さず、私や○○のお爺ちゃんの悪口を言い続ける性悪女、産まれてきてはいけない人(一部単語表現を残して要約)」と、48歳にして忌憚なく実母への恨みを綴る。
母親自身は逆に「としこおばさん」のシバキで、趣味なくつまらない人間(あの祖母も遊んでただけで趣味はなさそう)になったようだが。

例として、音楽などは弾きもしない楽器を買っては捨てて、聴くジャンルは流行のポップスなど、後述の父親と比べれば、こだわりなど少しもない無頓着・無節操の人。
それでいて低俗な分野の興味を断とうともしないところが腹立たしい。
仕事のない期間も断続的にあるが、未だ陳腐なテレビ番組を見て笑ってばかりで、あの祖母も終日テレビを見るだけであったことを思い返せば、同じ親子だと思う。
本人の嗜好などが著しく欠如することも人間として問題があるが、それも後述する。

祖母はあのように貪りが強く、自制の利かない人間(2014年の水汲み問題12含む)だと断ずれば、脳の欠陥という結び付きが見られる。
そうして自制の能力を損なわせて怠惰に生きた祖母は、痴呆と化したのか。
小1にして恐れ多くも万引きをやってのけ自慢をしてきた上の弟は、斯様な祖母の悪しき性質を母親を介して強く備えてしまったと言える。
そして今でも、父親の家で欲望赴くが儘の生活をしているのだろう。
※私の万引き歴は弟に感化され良心の呵責の中で幼少期に常習的に行ったが、身近な先例もなく平然とやってのけた上の弟は、悪魔が先天的に宿っているようである。



糾弾したくなる人間は、祖母自身も然るところだが、何よりはこんな人間と契りを交わし、子供を作った源流のもう片方の者である。
茨城の祖母の名は「友子(ともこ)」、茨城の祖父の名は「九蔵(くぞう)」さんである。
この九蔵さんもまた、同上2014年4月3日23時41分の母親のメールに「死んだ○○のお爺ちゃんが、可哀想に思い結婚してあげたんだよ。(中略)そんな女をまともに相手したのがママのお父さん○○にとっては、お爺ちゃんだね。(原文ママ)」と紹介されている。
その九蔵さんの友子にくれた軽薄な哀れみこそが、無慈悲な元凶である。

子の代は愚か、親族の繋がりが希薄な孫の世代にまで禍根を残したのだ。
寧ろ生まれの年を逐う毎に、悪性が増しているではないか。
従兄は20代にして心臓発作で夭折し、下の弟は知的障害として生まれた。
当記事の趣旨は「遺伝子」ではないため、切り上げる。

何にしても、あの祖母のような若きを過ごせし者は、余生に認知症の発症率を強めるだろうし、あの祖母と「真逆の人間」であっても、気は抜けないと釘を刺す。
先述の「趣味なくつまらない人間」として、仕事など一辺倒に没頭することによって生きることも、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と言われる通り、よろしくない。
私の母が「趣味なく~」とても、仕事一辺倒でもないが、長い付き合いのある友人など皆無な点を含めて、やはり「金を稼ぐ才能がある」だけで社会性は悪いだろう。
付き合いが長い人間はせいぜい、茨城祖母の尻拭いを押し付ける奸悪な叔母さん=腐れ縁の妹しかいないことで推して知るべし。
尻拭いというもの、冒頭の葬儀まで全て長女たる私の母に押し付けるが、私の母だって遠方の愛知で女手一つで子供を養っている。
茨城の親戚ぐるみの努力で何とかならなかったのか。



「夭折~」記述のリンク先と同様、やはり茨城の親戚に対比されるのは千葉・鴨川。
父方の祖母なら中1の時に勤行に立ち会って、今では「日蓮宗」の信徒だと確信。
日蓮系は様々な教団を有するが、千葉のなかんずく鴨川などは、伝統的な身延の日蓮宗信者が多いと見ている。
最近、顕正会の過去の幹部会ビデオを視聴していて、過去に身延山久遠寺に参詣していたという勝浦の人(真偽不明)が発表していた。
勝浦市は、日蓮大聖人生誕・有縁の地・鴨川市の隣接自治体である。
やはりあの一帯は身延派日蓮宗の人が多いのだ。
近所ぐるみの勤行で、正宗・創価・佼成あたりでもないと判断できる。

父方の祖父母で唯一咎めたい点は、私の父親=祖父母の次男に信仰を与えなかったこと。
もしこの信心を父親が持っていれば結婚から子作り、子の成長まで順風満帆なのに、37歳まで結婚できないだとか、不運さは枚挙に遑がない。
父親も信仰なくば趣味もない、というわけでもないが、吹くだけ吹くトランペット、ジャズファンでもライブに行く暇(興味すら?)なし、楽器仲間なし。
母親と境遇は異なるようで相似している。
父親から音楽知識を教わったことは一度もなかった。

子育ての信念希薄ののままに、世間体を恐れて非適齢で無計画・軽率な婚姻を行ったのも、信仰放棄が原因だね、哀れ。
両親共々、金を稼ぐ能力が人一倍ある以外、人間として欠如した部分がある。
私は家族で唯一公平の識見がある人間だが、渡世スキルは反って低い。
私はいざ知らず、両親もあの祖母同様、老後か近い将来の発症が危惧される。
今でこそ一端が見受けられるが、これからどう転じるか。
「痴呆を嗤いて痴呆と化す・若年性」のことが私の身に起きることも怖いね。



両親への諫め
「汝早く信仰の寸心を改めて、速やかに実乗の一善に帰せよ(立正安国論).」
「祖母、畜生に始まり畜生に終わる、これを本末究竟と呼ぶ」






最新動画(音楽)
http://www.youtube.com/watch?v=3a3d93qUtLA


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