絵の練習記事

前回の投稿から引き続き、今回も絵の練習記事を投稿する。
恐らく、次回の投稿も9・10月分の枠として絵の練習記事となろう。

今回の絵の練習記事のタイトルにある期間内は、紙に絵を描く頻度が減り、PCでメモを取るような方式が主要となり、紙はその写し・・・模写かトレスの手段で行う。
特にタイトル期間以後の月は、この傾向がより極度となってしまう。
今回の7・8月は、まだまだ紙の利用が多くあった点を見る。

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まず、前回記事において「次回7・8月分の記事の中で、ベタ塗りしたものを載せておく。」と予告した線画の、実際に色を塗ったものをトップに載せた。
同じ線画と言えばそう言えるが、色塗りをしてからも所々いじってある。
器用な範囲選択をして、パーツを詰めたり拡げたりするような矯正を行うなど、1px規模でも微調整が続いた(左右対称だからそれを対面にも適用する)。
今では手馴れたもので、もう抵抗無く行おうとする作業となっているから、度々こうしているものの、逆にこれで描画の腕が鈍るなら喜べない。

とはいえ、イメージに近い作品が作れることは、やる気を後押しする。
音楽にしても、デジタルならではの技術でイメージに近づけられる。
ことに、絵はMSペイント、音楽はDominoシーケンサー(と某アプリ)という、簡易ながら最低限の機能が足りているソフトを駆使する(起動時間なども待たない)。
かくして、私の絵や音楽は出来上がるものである。



ペイント MS Paint jpg jpeg png

MSペイント描画における画像保存について、この絵をもって一つ豆知識を紹介する。
元々JPG(JPEG)で保存することが多くあったが、これは保存時に色と色の境界にノイズが出てしまうやり方で、後々データを再編集する場合には不便でおすすめしない。
ほかのソフトでのJPG保存も同様であるから、「常識だ」と思う人もいるかもしれないが、以下から詳細に入る。

データのサイズ・消費容量にしても、実はPNG形式の方が、色数などに則ったサイズになるから、特に白地黒線の絵~ベタ塗りまでの絵はJPGよりずっとサイズが低い。
PNGはありのままに保存し、ありのままに受け取ったサイズとなるからこそ、色数多い写真やイラストではサイズが膨張するし、このような画像(白・黒・赤・灰色・肌色の5色のみ)はかえって低くなるのだ(上掲画像の通り)。
これら2つの観点(画質・消費容量)より、PNG形式での保存を推奨する。
※PNG→JPGで増えたサイズの画像を、再度PNGとして保存すると、粗くなった中間色により増えた色数が「ありのまま」に受け取られるので、この場合はサイズが増える(上説明画像のイラストでいえば1.7KB → 8.8KB → 14KBとなる)。

MSペイントの保存仕様で不可解な点は、GIFでの保存である。
「GIFは画質が劣化する」という理屈を加味しても、有効な色数に抵触していないのに粗い保存がされることは、2012年頃など酷く疑問であった。
他所のGIFでは、特にドットを打った類の画像ではそんな粗いようにならないし、ペイントでそれ(ゲームの素材などのドット絵が主にGIF)を読み込んで再保存すると、やはり劣化して特有の粗悪なものとなる。
これは、単に保存するソフトを変えることで解決する。
ペイントだけがおかしな保存結果となるのであり、GIFという画像フォーマットのせいではない(この問題について触れている他の人の記事も参照)。
※ほか、ペイントでGIFを取り扱った際のほかの問題点として、GIFファイルと定義された状態(既存GIF画像を読み込んでいるか、その場で描いてGIF保存した後など)のペイント画面を、任意の範囲ないし全域(すべて)を選択してからクリップボードにコピーしたものをペースト(貼り付け)すると、なぜか乱れた色彩でペーストされる。

GIFも、許容される色数ではPNGと同等の保存性能で、サイズはソフトによりPNGを下ることもある(こちらで保存しているゲーム素材ドット絵GIFをPNGで再保存するとサイズが増えた)。
PNG保存時のサイズは、MSペイントより低く保存できる(圧縮率が高い)ソフトも多く、こちらで持っている編集ソフト"PS(フォトショじゃないよ)"がそれだ。
ペイントに新機能や大幅なアップデートは要らないから、透過色保存実装や、上記に見られる「GIF劣化・圧縮率」などの改善など高品質化が期待される。
MicrosoftはWindows 7以降、"Live Movie Maker"をはじめとして"MS Paint"などの開発は放棄し、既知の問題にすら手をつけない体たらくであるし、将来"MS Paint"などは淘汰され、最初から付属しなくなるかもしれない。
そればかりは、一MS社製ソフトユーザーとして「さるまじ」と思いたい。

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この絵に関連した画像は、今回記事の最後として紙へのトレスを載せる。
脇メモいわく8月7日・8月9日の二日に手掛けたとのことである。
もし次回の絵の練習記事(9~10月枠の予定)があれば、その時は同線画の別表情バージョンを紹介すると思う。
どのような表情に変えられているかは、お楽しみに待たれたい。



エログロ リョナ 練習 線画

次に、ペイント描きのメモ絵が集合した画像を載せる。
夥しい量であるが、工期としては6月17日~7月末のようである。
掲載用に加えた秘所隠し線の多さで、何となく知られるコトがある。
工口とかグロの表現が甚だしいけれど、乳首はあまり描かないから、所により線を引いて隠す必要は無さそう。
個々の解説は、紙に模写かトレスをしたものに限って、以下に続く。

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まず、これは6月23日に上メモ絵データからトレスしたようである。
そもそも、私がどうトレスするかといえば、あの片面が罫線ばかりあるA4の紙をPCの画面にあてて、軽くシャープペンシルでなぞっている。
続く左の人物は、元のデータに無いので、紙上の加筆である。
この距離で舌を乳首の方に伸ばしているのだが、どちらも一定の長さがないと届かないように思う・・・というより、右人物の乳首は最初から描いていないし、左人物の舌を描いてあるが、やはり私より厚く長いだろうか。
ところで、前回記事に原版(6月17日)が既に載っているということに気付いた。
気にせず、紙に描いたバージョンの掲載を続けよう。

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続くこちらは、その前回記事にて「5月中」とされたメモ絵の精巧な模写であることが半信半疑だが、脇メモには「PC下描き模写」と記される。
ほか、脇メモいわく6月7日・6月10日の二日に手掛けたそうである。

右下の子は、先の左の子と同じ子のつもりだけれど、相変わらず口元に修正線が掛かっていて可哀想に思う。
嘘ばかりつくと舌を患う(妄語の舌患い)、と言われるように、邪婬の舌が封じ込められちゃったのだろうか。
でも、どこを舐めているのかな、これ。
おっぱい食んで、引っ張っているのだろうか。
なお、先の絵もこの絵も、いわゆるLesbophileシリーズに連なる。

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続いて、8月6・7日の二日間に紙へ写した絵である。
上のメモ絵集でもっとも大きい絵であるが、その模写である。
脇メモに、これのデジタル原版(メモ絵集の中)が"7/18"だと記されている。
例の通り秘所隠しをしたが、それのみならず腹部のグロい描写と、念のため酷い有様である顔にも掛けた。
乳首は髪に隠れている、ということでお許しを願う。

隠しまくると味気がなくなってしまうとはいえ、一応どういう絵であるかは伝わろう、例えば全身を描き収め、足など立体的に誇張させた意欲作であるとか。
その脚や足は、原版よりも小さいが、もっと大きくして原版より大きいほうが望ましく思っている。
逆に、首から上はもっと小さい方がよいのだろうか。
こういうメモ絵であるから、見ての通り激しい出血などは描いていない。
この案を完成させる場合、以上の点を踏襲して改善されたい。





1sosaku

続いて、普通の油性ペンや水性ペンによる書の練習を掲載したい。
こうした文字の類も、絵の紙面と共にスキャンを行っている。
先述のデジ絵環境であっても書を楽しめるのだが、ここでは掲載しない。
上掲画像は、そのスキャンしたデータを掲載用に加工し、保管用フォルダーに格納した際のエクスプローラー上のアイコン表示である。
このような見方も、一味違う趣があって楽しいのではないか。

能為救護 能爲救護 書

上は、「今此の三界は~」の4文字8句を全文書いたが、この文における最後の一句「能爲救護(能為救護)」を別途大きく二度書いて、その二度目を載せる。
4文字目の「護」は、ごんべんなどの崩し方がおかしく、「滾」という字に似る。
下に「昇」と小さく2つ書かれているけれど、気にされないで欲しい。
ちょっとしたボール紙の裏面に、この32文字+4+4+2文字を書いた。
おそらく、7月中の筆である。
なお、「今此三界…」全体32文字を覚えていれば、たとえ無間地獄に堕ちたとしても、これを至心より唱えることで即身成仏するらしい[要出典]
※善無畏さんが頓死した後、閻魔の面前か地獄の特急列車か不明だが、危機的な状況下に「今此三界…」全体32文字を唱えることで鉄の縄の拘束が解かれて蘇生したという話である。

立正安国 四字熟語

こちらは、読めると思うけれど「立正安国」の四字になる(解字は後述)。
右が油性ペンによる筆、左がデジタルで二色化をした。
真ん中には小中サイズでドット絵的な文字を載せている。
右を書いた時期は8月頃で、真ん中のドット絵的な文字は二つとも、時期に隔たりはあれ、遅くとも7月中に作られたようである(PCの記録より)。

私は既述の如く油性ペンなどを筆とし、紙としては先のボール紙や、この画像ならば封筒を用いて書くなど、道具を択ばず、といった姿勢である。
大聖人も、或る時は楊枝を筆として、ある時はちり紙や麻布を紙として[要出典]・・・昔は「漉き返し」といったように、紙が豊富でなかったから、大聖人も檀越の富木さんからもらった文書を紙背文書として弟子への手紙に利用したり、佐渡配流中の時は「佐渡の国は紙候はぬ上~」と紙不足で弟子への手紙が出しづらい旨を伝えた(反面、本尊を下附される場合は貴重な絹=帛書の形もある)。

「正」という字の草書体は、立正安国論の御真蹟にも見るよう、こういった印象的な形状であり、これを踏襲して揮毫する人も多い。
安国論の題号における「国」の字は、現代で言う新字体と同じものを用いる。
安国論の文中においては、文脈により旧字体の「國」や、くにがまえ+民という「囻」も用いているものの、いわゆる則天文字の「圀(くにがまえ+八方)」は無い。
三種の「くに」は、国=王、國=領域・領土(或→「戈(ほこ)」で武力とも)、囻=民と、国家を構成する要素により立て分けを図っているものと拝察する。
とはいえ、具体的に三種の「くに」がどのような場面で使われるか、御真蹟の全面を拝する手段(日蓮聖人真蹟集成など)が無いため、私には不明である。

sai

最後に、「摧(くだく)」の字を2種類載せて終える。
ある書を見た8月6日頃の作品と考えている。
右側を見て分かるとおり、どちらも先述した銀行や信金などの封筒に書いたものであるが、左は加工済みなので、一見して気付ける要素がない。

左は楷書体ライクだが、右はスピーディーに描いてフラットな印象だ。
ふるとりの左辺の棒が下方に突き抜ける点は共通する。
ふるとりの点にあたる箇所が、日本では一般的に左に払うものだが、左の字は右に払っていて、中華式である。
同じ中国でも、書き手や時代などにより、流儀が一致することはない。






最新動画
http://www.youtube.com/watch?v=2D99T-cm3mc
http://www.youtube.com/watch?v=qm6nZO_u5eo
上・当記事同様、絵に関係
下・今月の日記メモの主要な話題関連

最近のメモ帳更新一覧
10月17日 http://lesbophilia.blogspot.com/2015/10/blog-post_17.html
10月23日、記事投稿したい・・・。



今回の記事で、自分でも出所不明の情報を書く(いい加減な情報を書かないようにする)上で、「要出典」と貼り付けておいた。
自己流で作ったHTMLタグを載せる。
<span  style="font-family: 'MS PGothic';"><sup>[<i>要出典</i>]</sup></span>
ゴシック体フォントを定義し、supで上付き文字にし、文字列を傾斜させることでWikipediaライクの形にした。
これにリンク色#0066ccを付けるとそっくりそのままとなる。



もう一点、トップ絵の自画像は既にPC版デザイン右メニューの小プロフィール内アイコンとして設定してあるが、これは10月11日に設定した(アイコン変遷記事追記)。
絵そのものの説明は、いつか投稿する次回に持ち越す。



追記: 投稿同日19時

アクセス解析 無

この記事を15時57分に投稿して以後、私のトップページ確認以外では約3時間にアクセスが皆無であった。
真夜中や早朝でもそんな事態は通常ありえない。
最初はライブドアのサーバの不具合も疑ったが、念のため自分で18時54分ブログにアクセスして解析への反映を待ち、19時10分に確認すると、俄かに新規アクセスが2人確認された。
この内1つはAndroid端末(18:57)、もう1つはWindows 10(19:07)である。
それまでの3時間皆無だったアクセスが、私の試験アクセスで増えた。
だが、アクセス先はブログトップページでも無ければ、当記事へのアクセスでもないし、それだったら、空白の3時間にいくらでもありえるはずだ。

およそ新記事を投稿すると、所属カテゴリ最新投稿一覧に掲載されて、普段よりアクセスが増えるのに、なぜか当記事投稿では3時間経っても私以外のアクセスしか無かったこととなり、因果の道理の顛倒現象である。
今月のアクセス数というものを、何となく減少傾向の昨今において高いものとしてみたく、先月などと異なって月間3件目の記事投稿を急いで真面目に挑んできたのに、不条理が起きてしまうのでは、何も望まず生きろと。
今更、不条理まみれの人生で唱えることもないが、一応は記録を残す。